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間接的面会交流とは?手紙・電話・ビデオ通話の活用方法

ペア育児編集部|監修: 弁護士(家族法専門)7分

間接的面会交流とは?直接面会との違い

間接的面会交流とは、子どもと別居親が直接会わずに手紙・電話・ビデオ通話・写真送付などの方法で交流を維持することです。直接面会が困難な状況でも親子の絆を保つ重要な手段です。

家庭裁判所の調停や審判でも、直接面会が当面難しい場合に、間接的面会交流が認められるケースが増えています。完全な面会中断よりも、何らかの形で親子の交流を維持することが子の利益に資すると考えられているためです。

間接的面会交流が適しているケース

間接的面会交流が適しているのは、以下のようなケースです。遠距離で定期的な直接面会が困難な場合、DV等の理由で直接面会に安全上の懸念がある場合(段階的に直接面会を目指す過渡期として)、長期間面会が途絶えていた場合の再開ステップとして、子どもが直接面会に強い不安を感じている場合です。

重要なのは、間接的面会交流はあくまで「直接面会の代替または前段階」として位置づけることです。可能な限り、段階的に直接面会へ移行していくことが子どもの利益にかないます。ただし、DVや虐待がある場合は、安全確保を最優先に専門家の判断を仰いでください。

間接的面会交流の具体的な方法

手紙・カード:年齢を問わず有効な方法です。特に低年齢の子どもには、イラストやシール付きの手紙が喜ばれます。誕生日カード、クリスマスカード、入学祝いなど、節目のイベントに合わせた送付が効果的です。頻度は月1〜2回が目安です。

電話・ビデオ通話:小学生以上の子どもには、定期的な電話やビデオ通話が効果的です。週1〜2回、15〜30分程度が適切な頻度・時間です。同居親が同席する必要はありませんが、低年齢の子どもの場合はサポートが必要なこともあります。

写真・動画の共有:別居親の日常生活の写真や、子どもへのメッセージ動画を定期的に送ることで、子どもは別居親の存在を身近に感じられます。逆に、同居親から別居親へ子どもの成長写真を共有することも大切な交流の一環です。

プレゼントの送付:誕生日、クリスマス、入学など特別な機会にプレゼントを送ることは、子どもに「離れていても大切に思っている」というメッセージを伝えます。ただし、高額なプレゼントの頻繁な送付は同居親との関係に悪影響を及ぼす可能性があるため、節度を持つことが重要です。

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間接的面会交流を成功させるルール作り

間接的面会交流を円滑に進めるには、両親間でルールを明確にしておくことが重要です。電話・ビデオ通話の曜日と時間帯、手紙の送付頻度、プレゼントの予算上限などを事前に合意しておきましょう。

同居親の協力も不可欠です。子どもに手紙を読み聞かせる、電話の時間に子どもが対応できるよう準備する、写真を共有するなど、同居親のサポートが間接的面会交流の質を大きく左右します。

やり取りの記録を残すことも大切です。「手紙を送ったが届いていない」「電話したが出なかった」といったトラブルを防ぐため、連絡の記録を残しておきましょう。

まとめ|間接的面会交流から直接面会への橋渡し

間接的面会交流は、直接会えない期間も親子の絆を維持する重要な手段です。手紙、電話、ビデオ通話、写真共有など、複数の方法を組み合わせることで、より豊かな交流が実現できます。

ペア育児のメッセージング機能は、写真や動画の共有に対応しており、間接的面会交流の記録を一元管理できます。AIフィルターが感情的な表現を穏やかに変換するため、両親間のやり取りもスムーズです。関連記事として遠距離の場合の面会交流の工夫と実践例面会交流の頻度と時間の決め方ガイド面会交流を拒否された場合の対処法もあわせてご覧ください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言ではありません。個別の状況については弁護士等の専門家にご相談ください。

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